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2018-02

北関東三県合同 原発視察・復興支援活動



 平成30年2月19日、北関東三県(茨城・栃木・群馬)による合同復興支援活動が、富岡町東京電力福島第二原子力発電所にて、福島県の会員も加わり総勢29名で行われました。

 当日は、東電西門駐車場に集合し、結団式の後バス二台に分乗して出発しました。
 初めに、事務所であるビジターズホールへ移動。ここでは、第二原発の代表の挨拶に始まり、概要説明、震災時の様子のDVDの視聴、本人確認、スケジュールの確認等が行われました。
IMG_8842_s.jpg


 続いて、ビジターズホールより二班に分かれ、視察が始まりました。被害を受けた敷地内を三十分ぐらいかけて視て回り、場所によっては、七年前当時の状態のままの所もあり驚きを隠せませんでした。
 また、四号機原子炉建屋内部にも入る機会があり、建屋に入るにあたり、まず着替えを行いました。それは、よくテレビなどで見る防護服で、一同は万全の態勢でいよいよ内部へ。

 先ずは、六階燃料プールへ移動。制御室より内部を見学した時には、既に燃料棒を取り出した後でした。次に二階原子炉格納容器内を見学。
IMG_0002_s.jpg


 報道等で見掛ける核燃料が溶け落ちている炉心、将にあれと同型の炉心の真下に入ることが出来ました。
IMG_8870_s.jpg


 建屋内部は、当然厳重なセキュリティで、また汚染されたものを外部に出さない為の策対が何重にもとられていました。
 約一時間半の視察が終わり、ビジターズホールへと戻り、質疑応答の後解団式が行われ解散となりました。
IMG_8849_s.jpg


 中々報道されないので、世の人には知られていない事かもしれませんが、ここでは多くの工事関係者が作業に従事しており、この方々一人一人の尽力によって、少しずつではあるが着実に復興へと進んでおります。
 この現状を我々青年神職は、氏子を始め地域の皆様にしっかりと伝えていく必要があると感じました。
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